海釣り

【夏といえば青物!堤防から狙う!泳がせ釣りの仕掛けと魚種の紹介】

海釣りを始めて、大物を釣りたいと思ったことありませんか?特に夏場(8月〜11月)は青物のシーズンになります。青物を狙う釣り方はいろいろありますが、特に泳がせ釣り【アジ・サバ・イワシなど】を餌に泳がせて、釣りをする【泳がせ釣り】はロマンがありとても魅力です。今回は泳がせ釣りについて紹介したいと思います。

🎣泳がせ釣りってどんな釣りなの?

アジ・サバ・イワシ・ギンペイ(うぐい)など活きた魚を針に付けて泳がせて釣る方法です。その名の通り魚を泳がせて釣る方法です。狙える魚は、青物・ヒラメ・マゴチ・ハタ・スズキなどが挙げられます。

🎣仕掛けの種類はどんなのがあるの?

  • エレベーター(胴つき)仕掛け
  • ぶっ込み仕掛け(天秤仕掛け)
  • ウキ釣り仕掛け

①エレベーター(胴つき)仕掛け

エレベーター仕掛は、海面から海中(中層)まで幅広く狙える仕掛けです。先端に錘をつけた仕掛けを先に投入し、あとからハリス部分【餌となる魚(アジ・サバ・イワシなど)】を道糸につけて滑らせて(ジップラインのような感じ)完成する仕掛けです。仕掛けを投入後、道糸をたませないように、また竿を立てることによりスムーズにハリス部を滑らせることができます。道糸と錘の間にサルカンをつけ、万が一根掛かりしても錘の部分が切れるように、捨て糸を入れることも重要です。捨て糸は道糸よりも細い糸を用意しましょう。また、魚を投入する際に海鳥が飛んでいると、活き餌を狙ってくることがあります。針がついているので万が一海鳥が食べてしまうことがあるので、仕掛け投入時は海鳥が飛んでいないこと確認しってから仕掛けを投入しましょう。

  • 道糸側にパール玉(ビーズような玉・シモリ玉)とパイプ(ゴム管)を通す
  • 道糸の先端にサルカン(スイベル)、捨て糸、錘をつける※錘は潮で流されないような重さにすること※目安 25号程度
  • 泳がせる仕掛けを用意する(スナップと道糸、ハリス)

泳がせ用の仕掛けの作り方(ハリス部分)

  • スナップ付きサルカン(スイベル)強度8㎏程度のもの
  • ハリス:フロロカーボン3号程度、ナイロン5号程度・長さ1.5㍍〜2㍍
  • 針:ガマカツ(チヌ)6号程度(同じぐらいの大きさであれば(セイゴ・ヒラメ)用でもよい
  • 餌:アジ・サバ・イワシ・ギンペイ(大きさ10㌢程度)
  • 狙える魚種:青物・スズキなど主に回遊魚が狙いやすい

②ぶっ込み仕掛け(天秤仕掛け)

ぶっ込み仕掛け(天秤仕掛け)は海底にいる魚を狙いのに適した仕掛けです。道糸とハリスに間に天秤まはた、三叉サルカンをつけて仕掛けを投入します。使用する錘も重さも潮に流されないように25号程度、ハリスは2〜3㍍程度で仕掛けを作ります。

  • 投げ釣り仕掛け同様、天秤まはた三叉サルカンをつける
  • ハリスの長さは2〜3㍍程度
  • 三叉サルカンの強度:8㌔程度のもの
  • ハリス:フロロカーボン3号、ナイロン5号程度
  • 針:ヒラメ6号程度
  • 餌:アジ・サバ・イワシ・ギンペイ(大きさ10㌢程度)
  • 狙う魚種:ヒラメ・マゴチ・ハタなど海底や岩がけに潜んでいる魚

③ウキ釣り仕掛け

ウキ釣り仕掛けは泳がせる棚(範囲)をある程度絞って、泳がせる釣り方です。道糸にサルカンをつけ先端にハリス仕掛けを付けます。道糸にシモリ玉、ゴム管をつけ、ウキの遊動範囲をすることで活き餌を泳がせる棚(範囲)を絞れます。欠点としては、ウキ仕掛けなので、潮に流されやすく主に足元付近で回遊してくる回遊魚を狙います。仕掛けを投げない分、他の釣りをしている方と、糸が絡むことがないため、周りに気を使わずに釣りができるメリットもあります。

  • サルカン(スイベル)強度8㎏程度のもの
  • ハリス:フロロカーボン3号程度、ナイロン5号程度・長さ1.5㍍〜2㍍
  • 針:ガマカツ(チヌ)6号程度(同じぐらいの大きさであれば(セイゴ・ヒラメ)用でもよい
  • ウキ:10号〜12号程度(ウキが軽いと活き餌に潜られてしまうため)
  • 餌:アジ・サバ・イワシ・ギンペイ(大きさ10㌢程度)
  • 狙える魚種:青物・スズキなど主に回遊魚が狙いやすい

🎣仕掛け投入からあたりまでにやるべきこと

  • リールのドラグをゆるめること(またはバックルを開けておく)
  • 竿に鈴などを付けてあたりが来たときに音でわかるようにしておくこと
  • 竿を固定しておくこと(クーラーボックス・水を入れたバケツなどに固定しておく)
  • 魚が掛かったときはバックルを開けてからドラグを締めること(ドラグを先に締めようとすると焦ってうまくフッキング(合わせ)ができないため)

仕掛け投入後まずはリールのドラグを緩めます。魚が餌を咥えたときに違和感があると離してしまいます。手で軽く引っ張って糸が出るくらいに緩めましょう。ドラグを緩めておかないと魚が掛かったときに竿が引っ張られ、魚に持っていかれてしまうことがあるので、忘れずにドラグは緩めます!また、魚がかかったときは急に糸(ライン)が出ていきますが、焦らずまずはバックルを空けて、ドラグを締めてから思いっきりフッキング(合わせ)をしましょう!

まとめ

主な泳がせ釣りの仕掛けを3つ紹介しました。季節によって釣れる魚種が違うので参考にしていただければと思います。堤防の海底の状態によっては根掛かりなど頻繁に起こることがあるので、近くの釣具屋さんで海面の状況や回遊魚の回ってくる場所などを聞いてチェレンジしてみてください!私は主に足元で釣りをするウキ釣り仕掛けてで青物を狙っています。場所によっては足元付近でも十分回遊してくるので、”糸(ライン)が絡むのが嫌だ!”という人はまずはウキ釣り仕掛けからチャレンジしてみてください!この記事を参考に青物が釣れたら幸いです。

2025_08_だっぴ

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